世界海洋デー
6月8日は「世界海洋デー(World Oceans Day)」という国際的な記念日です。
1992年6月8日にリオデジャネイロで開催された地球サミットでカナダが提案したのが始まりで、しばらく非公式だったものが、2008年の国連総会で正式に制定され、2009年6月8日から国際的な記念日となりました。
海と人々のつながりや海の重要性について考え、海洋プラスチックごみや気候変動といった深刻化する環境問題について世界中で考え、海洋保護の行動を起こす日とされています。

毎年、国連によって「海との新しい関係を描く」などの年間テーマが設定されており、世界各地でビーチクリーンや啓発イベントが実施されています。SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」の達成に向けた取り組みとしても非常に重要視されている記念日です。
近年の世界海洋デーのテーマ
2026年:「ブルーエコノミーと海との新しい関係」 / 「Reimagine」
2025年:「海洋と気候のための行動を促進する(Catalyzing Action for Our Ocean & Climate)」
2024年:「新たな深みへの目覚め(Awaken New Depths)」
2023年:「プラネットオーシャン:潮流の変化(Planet Ocean: Tides are changing)」
■深刻な海洋汚染の状況
海には毎年約800万トンものプラスチックごみが流出していて、このままでは2050年には海中のプラスチックごみの重量が魚の総重量を上回る可能性があると予測されています。プラスチックは消失しにくい素材のため、物によっては400年以上も海中を漂うこともあると言われています。
・オーシャン・クリーンアップ
オランダのボイヤン・スラットが設立した非営利団体オーシャン・クリーンアップのプラスチックごみの回収・削減活動が注目です。
(2026年4月29日のブログで紹介)

■私たちにできる行動
世界中で環境保護に向けた様々な取り組みが行われていますが、私たち個人でも次のような具体的な行動を通じて、海を守る活動に参加することができます。
・現状を知る: 海洋酸性化やプラスチックごみ問題など、海の現状について理解を深める。
・プラスチックごみの削減:マイボトルの利用や、使い捨てプラスチック製品の使用を控える。決められた選別と廃棄を行う。
・サステナブルな魚介類の選択:「MSC認証」や「ASC認証」など、環境や生態系に配慮した海のエコラベルが付いた商品を選んで購入する。
「MSC認証」:海洋環境や生態系に配慮し、持続可能な方法で獲られた水産物に付けられる国際的な認証ラベル。
「ASC認証」:環境と社会に配慮した「責任ある養殖水産物」にのみ与えられる国際的な環境ラベル
日本では多くの改善活動は行われつつあるかと思いますが、より一層の認識と活動に励みたいものです。
